【タイムズカーシェアの特徴と料金】レンタカーよりは安いが、ミニマムチャージに注意!



この記事はこんな方にオススメします!

  • カーシェアに興味のある方
  • カーシェアとレンタカーの違いを知りたい方
  • タイムズカーシェアへの入会を検討している方
  • タイムズカーシェアの料金体系を知りたい方
  • タイムズカーシェアの特徴を知りたい方
  • ミニマムチャージとは何か知りたい方



カーシェアとは


言葉の通り、カー(車)をシェア(共有)するサービスです。

カーシェアのサービスに登録した会員が特定の車を会員間で共有するサービスです。

電車やバスなどの公共の交通の便が不自由な地域に住む方にとって、車やバイクは必要不可欠な移動手段です。

しかし都市圏に住み、通勤で電車やバスを利用する方にとっては、自家用車を保有しても稼働率が悪いので、休日に旅行やレジャーなどで格安で気軽に利用できるという理由で、カーシェアの登録者数が格段に伸びています。



タイムズカーシェアとは


タイムズカーシェアとはタイムズ24が展開するサービスです。

タイムズは時間貸し・月極貸しの駐車場ビジネスで有名になった会社です。

レンタカーも有名ですが、カーシェアに関してはタイムズの一強と言っても過言ではないくらい普及しています。


タイムズカーシェアの特徴


  • タイムズカーシェアのサイト上で利用可能な車を24時間いつでも乗れる。
  • タイムズカーシェアのサイト上で利用可能な車は日本全国に存在する。
  • タイムズカーシェアのサイト上で利用可能な車を予約した3分後には乗れる。
  • 利用時のガソリン代は料金に含まれている。
  • 返却前にガソリンを入れる必要がない。
  • 各補償が料金に含まれている。
  • 毎利用時に550円で安心補償サービスに加入できる。
  • 基本は15分単位で料金が発生する。
  • WEB上で予約し、会員カードもしくは専用アプリで車の施錠ができる。


タイムズレンタカーの特徴はいくつかありますが、一般的なレンタカーと違う点をまとめてみました。


  1. 基本は15分毎に利用料が発生する。※複数時間利用のパック料金もある。
  2. レンタカーのように店頭で説明を受け、鍵や車を借りる必要がない。
  3. ネット上で予約し、24時間いつでも利用・返却が可能
  4. 車の返却時にガソリンを入れて、返却する必要がない。
  5. プランと条件によって距離料金が発生する。


大きい特徴として挙げられるのは5つです。



カーシェアはレンタカーと違い、利用時に長々と説明を受けたり、同意書に記入したりするストレスがありません。

また利用時間を指定できるので、レンタカー屋の営業時間内に車を返却しなればならないという、時間的制約もありません。(レンタカーの場合、21時まで営業している店舗で借りた場合、それまでに返却しないと延長料金がかかるなど)

カーシェアであれば、ガソリンを入れずに返却できるので大変楽です。


このことから休日の移動手段として普段レンタカーを利用している方は、カーシェアの利用をオススメします。


カーシェアが便利なのは分かったので、次は肝心な料金について解説していきます。



タイムズカーシェアの料金体系


タイムズカーシェアの入会金


タイムズカーシェアの入会料はカード発行料の1650円です。

法人プランでの契約の場合はカード発行料は660円です。

ちなみに現在は個人プランの場合、インターネット入会以外の方法で入会すれば、カード発行料が無料になります。

基本的には入会費はかからないという理解で良いかと思います。


タイムズカーシェアの月額料金


個人・家族プランは月額880円です。

学生・法人プランは月額無料です。

また個人・家族プランの場合は毎月の利用料から880円分を引いた金額が請求されます。

つまりタイムズカーシェアを880円分以上利用すれば、実質、月額分が無料になるということです。

ちなみにこの880円分は、次の月に繰り越せないので、毎月880円分以上利用するとお得になります。




タイムズカーシェアの利用料金


車種がベーシック、ミドル、プレミアムの3種類のクラスに分かれていて、クラス毎に利用料金が変わります。

ベーシックは15分で220円

ミドルは15分で330円

プレミアムは15分で440円

となります。




また最大使用料金というのが定められていて、ある一定の時間以上からお得になります。

これはどういうことかというと、

例えば、ベーシッククラスの車を15分単位で利用し、4時間45分以内に返却した場合、かかってくる金額は4180円です。(285÷15=19 , 19×220=4180)

同条件で4時間46分以上利用し返却した場合の利用料を計算すると、4400円となります。(300÷15=20 , 20×220=4400)

しかし実際に利用料として請求されるのは4290円です。

これはなぜかというと、

ベーシッククラスの6時間までの最大時間料金が4290円に設定されているからです。

つまりベーシッククラスの車を利用し、4時間46分以上6時間以下の間に返却するのであれば、料金は4290円で固定ということです。


車両のクラスと利用時間の範囲毎で最大時間料金が変わります。



距離料金とは


基本利用で、6時間以上利用した場合、距離料金が発生します。

またナイトパック(18:00〜翌9:00までの利用時間であれば一律の金額が発生)の場合は、利用開始時点から距離料金が発生します。

距離料金は16円/1kmです。


※2024年4月、距離料金は20円/1kmに値上がりしています。


ミニマムチャージとは


ミニマムチャージとは、元々24時間以上の利用予約をしていたが、実際は2時間未満しか利用せず返却した場合に発生する時間料金(2時間分)です。

利用開始前に予約をキャンセルした場合はこのミニマムチャージは発生しません。

また24時間以内の予約であれば、ミニマムチャージは発生しません。

24時間以上の長時間借りをしていたが、急なスケジュール変更となり、2時間未満で返却する可能性が出てきた場合はミニマムチャージが発生することに注意です。

ちなみにこのミニマムチャージは以前は存在しなかったのですが、長時間予約しておいて、実際には短時間しか利用しないユーザーを減らすために作られたルールだと思われます。

これはある利用者が長時間利用する気がないのに、予約時間を長めにしておくことで、他の会員がその時間に予約することができないという機会的損失を減らすためです。

つまり潜在的な車の利用者がいるかもしれないが、その車が予約できないことで貸主は損をしている状態ということです。



ミニマムチャージの金額は?


ミニマムチャージの金額はクラス毎に変動し、ベーシッククラスの場合は1760円となります。

例えばベーシッククラスの場合は時間料金が220円/15分なので、1時間借りたとすると、本来は880円(220円×4)の利用金額となりますが、ミニマムチャージにより強制的に2時間分の料金の1760円(220円×8)となります。




延長について


延長したい場合、予約時間を過ぎる前に延長の手続きをする必要があります。

延長したい時間に他の会員が予約を入れてしまっている場合は延長できません。

急な延長が必要になった場合は、すぐに手続きすることをオススメします。

またパック利用の場合は延長時間は6時間までと限りがあるので、注意です。



適切な延長の手続をせず、無断で延長となってしまった場合、通常料金の2倍の金額が発生することにも注意です。



タイムズカーシェアとレンタカーの大きな違い


  • 基本は15分毎に利用料が発生する。※複数時間利用のパック料金もある。
  • 店頭で説明を受け、鍵や車を借りる必要がない。
  • ネット上で予約し、24時間いつでも使用と返却が可能
  • ガソリンを入れて返却する必要がない。



タイムズカーシェアの料金まとめ


  • カード発行手数料は1650円(法人プランの場合、660円)
  • 月額料金は個人・家族プランで880円(法人・学生プランは無料)
  • 個人・家族プランの場合、毎月の利用額から880円引かれる。
  • 15分毎の時間料金
  • 車のクラス毎で利用料が変動する。ベーシッククラスの場合は15分毎に220円
  • 最大料金が設定されている。
  • 6時間以上の利用で20円/kmの距離料金が発生する。
  • 無断延長となった場合、延長利用した時間の料金が2倍になる。ベーシックの場合、15分毎で440円



タイムズカーシェアに入会して、お手軽にドライブに行こう!


タイムズカーシェアの基本情報や料金体系を論ってきました。

カーシェアを長期で利用する場合、距離料金が発生するので、レンタカーと比較して、料金面でのメリットが少ないです。

しかし6時間以内の利用であれば距離料金が発生しません。またガソリン代や最低限の保険補償も利用料金に含まれることから、レンタカーと比べて安い金額で利用できます。

例えばベーシッククラスの車両を利用して、5時間59分以内で返却した場合にかかってくる料金は、

最大時間料金(6時間)4290円のみです。


安心補償サービスの加入は任意ですが、個人的には毎回の利用で必ず安心補償サービスに加入することをオススメします。

最大時間料金(6時間)4290円に安心補償サービス料550円を加えると、合計4840円です。

4620円であれば、格安レンタカーと比べても料金に大差ありません。

格安レンタカーで有名なニコニコレンタカーの場合、最安のアプリ会員価格で軽自動車を6時間まで利用すると料金は2200円です。

カーシェアと同条件にするために、免責補償プラスの1650円とカーナビ代550円(カーナビ標準装備の車両は自動加算される。)を加えます。

さらにガソリン代320円(燃費15km/L・ガソリン料金160円/L・走行距離30kmと仮定)を加えると、合計4720円です。

カーシェア6時間以内の利用料金との差は100円です。

格安レンタカーであるニコニコレンタカーの料金と比較したので、他のレンタカー会社であれば、さらに料金は高くなると思います。

6時間以内のちょっとしたお出かけであれば、レンタカーと比べて、利用時の煩わしさが圧倒的に少ないという理由でタイムズカーシェアの利用を強くオススメします。



私は以前、カーシェアを利用して、サーフィンに行っていました。

当時はマイカーを持っていなかったので、毎週カーシェアを利用していました。

なぜかというとサーフィンに行く時は波に合わせて、早朝4時頃から出発することが多く、レンタカーの場合は前日の営業時間内に借りる必要があり、利用料が余分にかかってしまうからです。

またレンタカー屋は閉店時間が21時前後の店舗が多いので、それまでに手続きする必要があります。

前日からレンタカーを借りると、そのレンタカーを駐車場に置かなければならないので、駐車代も余分にかかります。

しかしカーシェアであれば、事前に予約しておいて、早朝から煩わしい手続きもなく、簡単に車を使用できます。

ちなみに当初はサーフボードが楽々入るトヨタのカローラフィールダーを利用していました。

当時、カローラフィールダーはベーシッククラスに含まれていたので、最安のプランで借りることができました。

しかしいつからかカローラフィールダーがミドルクラスに変わったので、日産のノートを利用するようになりました笑

ノートは助手席を倒さずに、180cmのサーフボードを収納できる容量があるので、本当にオススメです。

皆さんもレジャーやちょっとしたお出かけにカーシェアを利用してみてはいかがでしょうか。



タイムズカーシェアまとめ記事


タイムズカーシェアに関しての内容を全てまとめた記事です。

手っ取り早くカーシェアについて知りたい方は要チェックです!


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