この記事はこんな方にオススメします!
- 写真や映像に興味のある方
- カメラ初心者の方
- コンデジ・一眼レフ・ミラーレス一眼の違いを知りたい方
- ミラーレス一眼について知りたい方
これから写真や映像を始める方へ
皆さんはどんな目的で写真や映像を始めるのでしょうか?
子供の成長を記録したいから。お洒落な映像を作りたいから。Vlogを撮りたいから。などなど、各々の目的があるかと思います。
ではその各々の目的を達成するためには、どんな機材が必要でしょうか。
極論を言うと、ほとんどはiPhoneで事足ります。
近年のiPhoneのカメラのスペックはかなり高いです。
例えば、iPhone 13 pro(レンズが3つ付いてるモデル)であれば、超広角(13mm相当)から望遠(77mm相当)までの距離、ポートレートモード・ナイトモード・シネマティックモードなどを搭載、3つのカメラがそれぞれ1200万画素と、相当なスペックです。
文字や数字だと分かりにくいですが、ざっくり言うと被写体とそこそこの距離があっても、そこそこ綺麗な写真や映像が撮れるということです。
それに加えて、一眼レフのような背景ブレ、夜間でもそこそこ綺麗な画質、映画チックなお洒落な映像も撮れちゃうということです。
編集も含めれば、iPhoneの最新機種のスペックであれば、大抵の目的が達成できるでしょう。
ではiPhoneに向かないシチュエーションはなんでしょうか?
それは例えば、数キロ先の野生動物の撮影、スタジアムや競技場でのスポーツ撮影、海や川などの水中撮影、アクションシーンでの自撮りになります。
iPhoneは超望遠でもなく、完全防水でもなく、衝撃にも弱いです。
つまり離れた対象物を撮影するのであれば超望遠レンズのカメラを、水中撮影であれば完全防水性能のカメラを、動きながら自撮りするのであればGoProを、それ以外はiPhoneを、機材に選ぶという話になってきます。
目的を明確化すれば、どんな機材を選ベば良いか分かってきます。
ここまで聞いて、
「そこそこじゃ満足できない。」
「ワンランク上の高品質な映像を作りたい。」
「なんだかよく分からないけど、腑に落ちない。」
と考えた方がいれば、それは写真や映像を始めたいのではなく、おそらくカメラそのものを始めたいという方でしょう笑
これからカメラを始める方
ついに気づいてしまいましたね笑
自分がただ写真や映像を始めたいのではなく、カメラそのものに興味があるということを。
でも写真や映像を撮影するのが本来の目的という点では変わりません。
念の為に再度確認しますが、これから写真や映像を始めるのであれば、今お手持ちのスマートフォン、もしくはカメラ性能の高い最新機種のスマートフォンを購入するのが一番コスパが良いです。
携帯電話に付随するカメラが高性能だったというだけなのでご安心ください。
携帯電話なので常に持ち歩き、どんな瞬間も逃さないはずです。
携帯電話としても、カメラとしても、その他の用途としても、スマホは最強です。
絶対スマホです!!
ここまで聞いても尚、カメラにこだわるのであれば、もうカメラを購入しましょう笑
カメラの種類
- アナログカメラ
- インスタントカメラ
- アクションカメラ
- コンパクトデジタルカメラ
- 一眼レフカメラ
- ミラーレス一眼カメラ
一般ユーザー向けのカメラで思いつくものをざっと上げてみました。
特異な目的でなければ、2022年に買うカメラの種類は、コンパクトデジタルカメラ・一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラの3つに落ち着くことでしょう。
そして自分の目的に合わせつつ、カメラの種類を選ぶことになるでしょう。
コンデジ・一眼レフ・ミラーレス一眼の違い
ちなみに3種類のカメラの違いですが、まずレンズを交換できるか否かです。
コンパクトデジタルカメラはレンズが交換できない。
一眼レフ・ミラーレス一眼はレンズが交換できる。
つまりコンデジは広角・望遠の数値の幅が一定であり、一眼レフ・ミラーレス一眼はレンズ交換により、広角・望遠の数値の幅を変更できるということです。
近い距離の被写体の撮影やVlogならコンデジで問題ありません。
次に一眼レフ・ミラーレス一眼の違いは本体に反射鏡があるかないかです。
反射鏡が無いことからミラーレス一眼という名前になっています。
一眼レフは外からの光を本体内部の反射鏡に反射させ、ペンタプリズムを通し、最終的に光学ファインダーに導くことで、映像を映し出す機構です。
ミラーレス一眼は外からの光を本体内部のセンサーに当て、電子信号に変えたものを電子ビューファインダーに映像として映し出す機構です。
ミラーレス一眼は反射鏡と光学ファインダーを省略しているので、一眼レフと比べて、軽量でコンパクトなつくりになっています。
しかしその構造上、ミラーレス一眼は一眼レフと比べて、バッテリーの持ちが悪いというデメリットもあります。
一眼レフもミラーレス一眼もそれぞれメリット・デメリットはありますが、2022年現在はミラーレス時代とも言われており、キャノン・ニコン・ソニーなどの主要メーカーはミラーレス一眼に力を注いでいます。
一般向け一眼レフの最新機種を製造していないメーカーもあります。
それはなぜか?
ミラーレス一眼には今後の伸び代があるからです。
ミラーレスの技術を搭載したカメラが一般向けで登場したのが2008年で、現在も進化途中です。
今後も各メーカーが最新技術を駆使し、より良いミラーレス一眼が生まれていく流れが続くでしょう。
これからカメラを始めるならミラーレス一眼、一択
前置きが長くなりましたが、2022年現在、カメラを始めたいという方はミラーレス一眼を選ぶのがオススメです。
カメラで写真や映像を始めるなら、最新機能を備えているミラーレス一眼が間違いないです。
レンズの種類の少なさもミラーレス一眼のネックな部分でしたが、近年はミラーレス用レンズも増えてきています。
また近年のミラーレス一眼はオートフォーカス(iPhoneのカメラのように自動でピントを合わせる機能)が優れているので、カメラ初心者に優しいです。
もちろんマニュアルフォーカス(手動で距離や光量を調節してピントを合わせる機能)での撮影も可能です。
そんなミラーレス一眼ですが、最新技術を搭載しているので、価格も安くありません。
各メーカーでピンキリですが、一般ユーザー向けだと本体価格は約10万から50万ほどの相場となります。
目的に合わせて必須の機能を抑えつつ、お財布と相談しながら、カメラを選ぶことになります。
一眼レフやコンデジ、はたまた毛色の違うカメラを買った後に、機能面で満足できず、やっぱりミラーレス一眼にしておけば良かったとなるのであれば、多少予算オーバーしてでも満足のいくスペックのミラーレス一眼を選ぶべきだと思います。
個人的にはファーストカメラにミラーレス一眼(FUJIFILM X-S10)を購入して、満足しています。
私自身もカメラ初心者だったので、すぐに飽きてやめてしまうというリスクもある中、奮発してミラーレス一眼を購入しました。
ちなみに購入前に約2ヶ月間程の下調べをしています笑
冒頭でiPhoneをオススメしていますが、私も最初はiPhoneで撮影した映像をいじっていました。
しかし撮影した映像の質に納得がいかず、iPhoneの最新機種を買うか、ミラーレス一眼を買うかでまず迷いました。
ミラーレスを買うと決めてから、どのメーカーの、どの機種にするかで散々決めあぐねました。
機能と金額と見た目のバランスを取りつつ、レビュー動画を見て、最終候補を絞り、カメラのキタムラに実際に行って購入しました。
これからミラーレス一眼を購入する方は、どのカメラを買うかと考える時間も楽しみつつ、最終的に納得のいくカメラが買えれば良いですね。
ちなみにミラーレス一眼を買ってから、外に出かけることが増えました。
カメラで撮影するのが楽しくて、自然と外に出かけたくなるのです。