【FUJIFILM X-S10 / XC50-230mm】442年ぶりの皆既月食×天王星食

  • 2022-11-26
  • 2022-12-16
  • CAMERA

この記事はこんな方にオススメします!

  • 2022年11月の皆既月食やブラッドムーンについて知りたい方
  • 2022年11月の皆既月食やブラッドムーンの写真を見たい方
  • FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II 望遠レンズの能力を知りたい方
  • FUJIFILM X-S10のダブルズームレンズキットについて知りたい方


2022年11月8日の皆既月食とは

月食とは、月・地球・太陽という位置関係により、地球から月(満月)の見え方が変わる現象です。

月は軌道を描きながら常に移動していて、地球を中心と見て、太陽の反対側に月が入っていくと、月食が起こります。

太陽の発する太陽光を地球が遮ることで、月に影ができ、その月を隠す影には半影と本影の2種類があります。

半影とは月が地球に隠れきらず、太陽の直接光が当たっている状態のことで、半影の位置に月が入っていると部分月食となります。

本影とは地球が月を太陽から完全に隠す位置にあり、本影の位置に月が入ると、皆既月食となります。

このように月が影のどの位置に入るかによって、同じ月食でも、部分月食と皆既月食とに分けられます。

月が本影の位置にあっても、地球の大気を通して、太陽の光が屈折することで、わずかな光が月に届いています。

この屈折したわずかな光が赤いため、月が赤く見えるのです。

ちなみに2022年11月8日に確認することのできた皆既月食は、皆既時間が1時間30分と長く、全国から見ることができるという好条件でした。

それに加えて、月が天王星を隠す天王星食も同時に起こるという世紀の天体ショーでした。

この皆既月食と天王星食の同時発生は、442年ぶりのことで、次回は322年後となるようです。


XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II で、皆既月食を撮影してみた

来る2022年11月8日夜、X-S10にXC50-230mmF4.5-6.7 OIS II (望遠レンズ)を装着し、皆既月食を撮影しに行きました。

街灯が少なく、高い建物のないスポットを探すのが大変でした笑

今回は10枚の写真を厳選しました。


ブラッドフルムーン

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 20:33


食い始め

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 20:43


二割食い

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 20:51


三割食い

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 20:56


四割ボヤ騒ぎ

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 21:10


六割親父

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 21:26


ただの目玉の親父

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 20:34


発光する親父

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 20:36


幻の夜

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 21:46


皆既月食の終わり

福岡某所 / X-S10 ・ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

2022年11月8日 21:48


FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II 望遠レンズの撮影範囲

今回は皆既月食をFUJIFILM X-S10 + XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II (望遠レンズ)で撮影してみました。

上記の厳選した写真を見る限り、問題なく月を捉えられています。

特に撮影テクニックなどは必要なく、主にオートや夜景撮影の機能を使用しています。

余裕がある時のみ、練習としてマニュアル撮影しました。

ちなみに地球から月の距離は、約38万km。

地球1周が約4万kmと言われているので、地球を9周半するくらいの距離になります。

約38万km先を捉えられるXC50-230mmF4.5-6.7 OIS IIは、十分なスペックだと思います。


FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II 望遠レンズの写真


FUJIFILM X-S10 ダブルズームレンズキットとは

まずFUJIFILM Xシリーズから、カメラ本体とレンズがセットになったレンズキットというものが販売されています。

その中でもX-S10には近中距離用の万能レンズと望遠レンズがセットになったダブルズームレンズキットという、初心者に打ってつけのセットが存在するのです。

今回の皆既月食に使用したレンズは、ダブルズームレンズキットのXC50-230mmF4.5-6.7 OIS II(望遠レンズ)になります。

ダブルズームレンズキットは単体で同じレンズを購入するよりも安い価格で購入できるため、お得です。


X-S10 ダブルズームレンズキットの価格

  • X-S10本体の価格は、132000円
  • XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ (近中距離レンズ)の価格は、41250円
  • XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II (望遠レンズ)の価格は、46750円
  • X-S10 ダブルズームレンズキットの価格は、165000円


全て税込で、フジフイルムモールの価格になります。

カメラ本体とレンズを単体で購入するより、レンズキットで購入した方が55000円もお得になります。



カメラ初心者でも、FUJIFILM X-S10 ダブルズームレンズキットがあれば、皆既月食を撮影できる

今回は、2022年11月8日に起きた世紀の天体ショーである皆既月食×天王星食を撮影した結果についてでした。

天王星食は上手く捉えることができませんでしたが、皆既月食の経過やブラッドフルムーンを撮影することに成功しました。

私は現在、ミラーレス一眼を購入してカメラデビューしてからまだ半年と、カメラの撮影テクニックを勉強中です。

私のようなカメラ初心者でも、FUJIFILM X-S10 ダブルズームレンズキットであれば、月の撮影が可能です。

オート機能を用いれば、難しい設定も必要ありません。

今回の撮影に使用した望遠レンズと、中距離用の万能レンズがセットになったダブルズームレンズキットは、価格と使いやすさの面でカメラデビューの方に非常にオススメです。