この記事はこんな方にオススメします!
- コーヒー初心者の方
- アメリカンプレスについて知りたい方
- どんな人にアメリカンプレスが向いているか知りたい方
アメリカンプレスとは
アメリカンプレスとは、アメリカ人のデザイナーにより開発されたコーヒー抽出器具です。
一見、フレンチプレスと見た目は似ていますが、抽出方法・抽出されたコーヒーの味わい・口当たりなどは別ものです。
ark tradingという代理店が日本の正規代理店となっています。
アメリカンプレスの見た目です。
コーヒーの抽出器具であるエアロプレスやフレンチプレスとは違ったビジュアルです。
シンプルな見た目はミニマル志向の方に好まれそうです。
コーヒーを抽出中のアメリカンプレスの写真です。
アメリカンプレスは、ハンドルを押すことで生まれる圧力で、ステンレスフィルター内のコーヒー豆を濾過し、コーヒーを抽出します。
ステンレスフィルターより上部が抽出されたコーヒーになります。
この写真では7割プレスしています。
ハンドルを限界まで押し込み、底に着くまでゆっくりとプレスしていけば抽出完了です。
抽出されたコーヒーは、コーヒー豆の微粉が少なく、クリアな味わいです。
アメリカンプレスの価格
気になるアメリカンプレスの価格ですが、2022年11月現在は16500円です。
ちなみに私が2020年3月に購入したときは13200円でした。
材料の高騰や円安の影響もあるのでしょうか。
2年以上経って3000円上がっています。
アメリカンプレスが向いている人
- 苦味や雑味の少ない、クリアな味わいのコーヒーが好きな方
- 環境に対しての意識が高いエコ志向の方
- コーヒーを飲む量が1-2人分(290ml)で十分な方
- ドリップコーヒーは手順が多く面倒だと思う方
苦味や雑味の少ない、クリアな味わいのコーヒーが好きな方
コーヒーは好きだけど、苦味や雑味のある、いわゆる重めのしっかりとしたコーヒーは苦手という方にアメリカンプレスはオススメです。
アメリカンプレスで抽出されたコーヒーは、微分が少なく、クリアな味わいです。
このクリアという表現ですが、人によっては薄く、物足りないと感じられます。
逆に言えば、苦味や雑味が少ないので、重厚な濃い目のコーヒーが好きな方には向いてないと言えるでしょう。
環境に対しての意識が高いエコ志向の方
アメリカンプレスの用いるフィルターは、何度も使用できるステンレスフィルターのため、エコ志向の方にも適しています。
ドリップコーヒーであれば、紙フィルターを毎回使いますが、アメリカンプレスの場合、ゴミになるのは抽出後のコーヒー豆のみです。
自宅にリサイクル機がある方は、コーヒー豆すらも肥料化できるのでエコです。
またステンレスフィルターをはじめとして、各パーツが購入可能なので、劣化したパーツのみ取り替えれば良いという点でもエコです。
ちなみにコーヒー豆の粉を無駄にせず、ポッドに入れられるファネルなるオプションアイテムもあります。
コーヒーを飲む量が1-2人分(290ml)で十分な方
普段コーヒーは1-2人分しか淹れないという方にもオススメです。
アメリカンプレスのコーヒーの抽出量はマックスで290mlです。
お湯の量が355mlで、中挽き20gで、290ml抽出できます。
また、コーヒー以外にも紅茶やハーブティーなどの茶葉にも対応しています。
写真下の透明部分がポッドです。
湯量を355ml入れるならば、ポッドにコーヒーの粉20gを入れることが推奨されています。
ドリップコーヒーは手順が多く面倒だと思う方
簡単にコーヒーを淹れたい方にアメリカンプレスはオススメです。
アメリカンプレスは、カラフェにお湯を入れて、ポッドにコーヒーの粉を入れてセットしたら、あとはプレスするだけです。
抽出に使用されるパーツが少なく、抽出作業も単純です。
アメリカンプレスで淹れたコーヒー
アメリカンプレスで淹れたコーヒーの味ですが、正直、コーヒーの味が薄く感じました。
公式サイトのQ&Aでは、ゆっくり時間をかけてプレスすると、しっかりとした味わいのコーヒーを抽出できると書いてありました。
また、プレス時間の他にも、お湯の温度や、コーヒー豆の粉の粗さなども気にする必要がありそうです。
私はどっしりと重厚な味わいのコーヒが好みなので、ドリップコーヒーで淹れていますが、エコ志向で、クリアな味わいのコーヒが好きな方にはアメリカンプレスは向いていると思います。
アメリカのデザイナーがデザインしているアメリカンプレス、本体だけでなく、パッケージもアメリカの雰囲気を感じさせてくれます。
シンプルでお洒落な構造のアメリカンプレス、棚に飾るだけでもさまになりますよ。